ビューティフル塊魂に足りなくて、今のゲームにも足りないもの
塊を転がして、物をくっつけて、塊を大きくする塊ゲーの続編。簡単に言っちゃうと何でもくっつく超すごい雪だるまゲー。
普通に続編してた。普通に面白かった。妥当すぎて言うことない。
特に印象に残ったこともないし、なんか物足りない。
何が足りないって、とりあえず目に付くとこだと松崎しげるがいない。塊魂、僕の私の、みんな大好きと今までに出た3作ともしげるがラストを飾ってたから、塊魂=しげるだとも思ってたんだよね。それに全体的に音楽がまとまっちゃってる。どんな曲か思い出せない。
最初の塊魂は音楽の使い方が上手かった。ステージごとに曲が違うけど、「ナーナナナナナナナ塊魂♪」って印象的なフレーズをしょっちゅう入れてる。同じ音を少し変えて繰り返し聞かせるのは激しく印象に残るし中毒性も高い。ゲーム全体を通して電波ソングになってる。
昔のゲームは音源が貧弱だったからゲーム=ピコピコって表されるほど強烈な音で、印象的なフレーズになりやすかった。容量も少なくて同じ音を繰り返し使わないといけなかった。昔のゲームはみんな自然と電波ソングになってた。だからどんな曲だったか思い出せる。
今のゲームには電波が足りない。ゲームと結びつく音が無い。ゲームがリッチになっていくのは良いことだけど、刺激が減るならやめてほしいなあ。