LA LA LANDを酷評している人は一体何を見ているのか

 ラ・ラ・ランド見てきました。素晴らしい映画でした。何がすごいって、絵が完璧。音楽もいい。エマ・ストーンラブロマンスにはこれ以上ないくらいピッタリの、うっとりするような演技でした。
 まだまだ良いところは書ききれませんが、絶賛記事は世の中に溢れているのでこれくらいにしておきます。

 ネットの記事を見る限り、賛否両論になっているのはストーリーのようです。青臭すぎるだとか、心の動きが全く描けていないだとか。アホかと。

 ミュージカルなんだから、そんなストーリーなんて二の次でしょう?
 ラ・ラ・ランドに感動しすぎたせいで、帰ってきてそのままオマージュ元のシェルブールの雨傘を見てみたけど、ストーリーなんて、好きだの浮気して結婚するだの、ひどいもんだった。歌もいまいち、演技も大根。画作りもオープニングは良いけど本編はそうでもなかったような?
 でも色とりどりの建物とファッションが素敵、カトリーヌ・ドヌーヴが美しく、音楽が心にしみる。映画なんて、それだけでも素晴らしいものなんだから。

 ラ・ラ・ランドはファッションは素敵で画面も音楽も最高で、役者は輝き、数々のダンスは素晴らしい。オープニングの高速道路ダンスは映画史に残るレベルですごかった。これだけでも絶賛されるべき一本だと思う。

 賛否両論のストーリーも穿った見方をしなければ、夢追う若者のよくある王道ストーリーだった。陳腐といえばそれまでだけど、王道で何が悪いのだろう。

 ラストのどんでん返しも必然性があった。最後のピアノシーンでの回想で、もしこうなっていたら、ああなっていたと説明していた。セブはミアを選ぶべきタイミングがたくさんあって、全て選ばなかったのだから、振られて当たり前だと思う。セブはミアより仕事を選んだ、だから仕事が成功して恋愛はうまくいかなかった。
 それだけの話なのに、一体何に噛み付いているのでしょう?

 映画を見すぎると、素直に映画を楽しめなくなるのでしょうか?