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挫折というか始まってないというか

http://alfalfalfa.com/archives/14468.html

本当にプログラム好きな香具師、嵌る香具師ってのは、
一時期異様なくらいに嵌りまくって、
プログラム書く事が面白くて面白くて仕方ないっつー瞬間を知っている、
コードが動くときの快感に魅せられた連中なんだ。
それが解らないうちは、いくら必死で「お勉強」したって身にはならんよ。

 納得した。
 プログラミングを勉強する目的は「動かすこと」であって、文法だとかお作法だとかアルゴリズムだとか設計だとかは、あくまで課程なんだよね。入門書だとじっくりばっちり課程を説明してくれてて、とりあえず動かすことを目的にしてるのはhello,worldくらいだから取り違えてしまう。
 僕の場合は
 C言語から入って独学→入門書で説明してるくらいのプログラムはできるように→|それが出来たから何なんだ壁|→学校でリッチな言語でテトリス程度の物が作れるようになって壁越え
 って感じだった。そりゃテキストベースで典型的なソートとかを淡々とやるよりも、プロパティ設定するだけで画面にずばばっと出せる物を、ちょろちょろっとしたコードで書ける方が楽しい。動くし。
 それよりも、PGとして就職してからのコーディングのほうが楽しい。独学で勉強してるときと会社に入ってから違うと感じるのは、必ず目的があることと、他人のソースがたっぷりとあってそれを直す機会が多いこと。生産効率目的だろうけど、覚える面でも効率的だと思う。うちだと、とりあえず新人研修が終わったらちょろい改造から入らせるし。
 改造の良いところは

  • 何もしなくてもとりあえず動く

 実はコピペで済ませば良いところ(おきまりの部分とか。その辺を理解するのは楽しさを覚えた後か、トラブった時でいいと思う)が最初のうちはわからないけど、最初から用意されている。

  • 変更部分を確認するまでの間隔が短い

 少しでも自分の力で動かしていることを確認出来る。

  • ソースを読まないといけないこと

 プログラミングを覚えるのは、体で覚えるって言う人がいるけど、ソースを読み書きすると覚えていくように感じる。入門書の綺麗なソースじゃなくて、目的に向かってるソースを。
 などなど。
 大抵の事は1からこつこつ始めた方が良い。だけどプログラムに限っては基礎はすっ飛ばして5あたりから始めて、678あたりまで覚えていけるんだけど、壁に当たった時に解決するために4321と基礎を確認しながら9,10と見てった方が乗り越えやすい。1から始めると、次へのステップが見えなくなる。
 独学でやってて壁に当たってると思ったら、自分が好きなアプリのソースを拾ってきて、ビルド環境つくって(ここが初心者には壁だけど、頼れる人がいるなら助けてもらえ。いないならがんばれ)、この方が良いと思ったところを直してみてみてほしい。
 日常的にExcelを使ってる人なら、ツール→マクロ→マクロの記録で操作を記録して、それを改造して単純作業を省けるようにすると目的のためにとりあえず動かせて良い。
 そうでないならJavascriptで出来てるゲームとか、Flexとか画面に表示するのにあんまり手間がかからないやつがおすすめ。