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初心者救済策としてのアシストプレイ

 スーパーマリオギャラクシー - Wiiの2Pはカーソルで指示して、ちょっとしたタイミングを肩代わりするだけの、アシストプレイ。前の記事のときは楽しいだけかと思ってたけど、だんだんすごい発明にみえてきた。
 初心者救済を難度を下げることなく出来るようになったってことはすごいことだ。
 今までは初心者用モードは難度を下げるモードをつけるだけだったけど、難度を下げるってバランスを崩してバランスを崩したり、ゲームをつまらなくしちゃうんだよね。そもそもゲームって難しいから楽しい。難しいものをクリアする達成感が楽しい。動かすだけで楽しいものもあるけどさ。言い過ぎかもしれないけど難しければ難しいほど、クリアできれば楽しい。
 ただ難しくなると初心者はとっつきづらくなる。シューティングなんて面白いのに衰退してってるのはその辺が原因だと思う。
 アシストプレイはその辺を高い次元でクリアさせてくれるような気がする。シューティングで言えば2Pはゴーストを表示させて指示すれば覚えゲーになっちゃってるところも初プレイでも回避できるし、避け方の雰囲気だけでも見せられれば、すごい勢いで上達すると思う。それとボムのタイミングを肩代わりできるようになれば、抱えボムが無くなって楽になるだろうし、タイミングも覚えられるだろうし。他のジャンルでも、レースならライン取りのためにマーキングしたり、パズルでもどの位置に何をするとって言うだけでも、ずっと上手くプレイできる。難度を下げるんじゃなくてプレイヤーの腕を底上げできる。
 難しいものを難しいまま初心者が遊べるようになるってことは、初心者がよりゲームを楽しめるようになるし、難しいゲームも難しいまま発売できる。アシストプレイをうまく使えば、難しいからマイナーだったジャンルがひょっとするかもね。なったらいいな。