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なんで勉強しなきゃなの?

 誰もが10代のときに疑問に思う問い。でも、いつの間にか疑問に思わなくなって、次の世代に勉強した方がいいよって言っちゃう。たぶんみんなけっこう真剣に考えて、自分に納得できる答えを出したからだと思う。「その方が都合が良いじゃん?みんなやるもんだし」って感じの途中で考えるのやめちゃったようなやつから、なんか崇高そうなやつまで人によって答えはいろいろだろうけど。
 でも、みんな答えを出してるはずなのに、なぜか「なんで勉強しなきゃなの?」って問われても、納得させられるような説明できない。ループする問い。変なの。
 さっき自分用の答え出たからメモ。

なんで勉強しなきゃなの?って質問できるようにするため

 「なんで勉強しなきゃなの?」って口に出して言う前に、自分で考えて、わかんないから質問する。でも[自分で考えて]るはずなのに、そこをすっ飛ばして「なんで勉強しなきゃなの」って漠然とした問いに戻してから質問しちゃう。それは、どう自分で考えたのか説明できないからなんじゃないのかと。子供の頃疑問に思うような、根本的な問いは分野で言うと哲学になると思う。子供の頃は「なんで勉強しなきゃなの?」も含めて、みんな真剣に哲学する。子供が何も教わらなくても始めるくらい哲学って簡単なものだと思ってたんだけど、哲学書とか読むと何言ってるかわからんくらい難しい。これはこういう物だって説明するためには前提知識が必要になってくる。それが無いから難しく感じる。疑問をそのまま不思議ポイントを説明するには、そして答えを提示してもらうには表現する手段がいる。それを身につけるための勉強。
 哲学に限らず高校までの勉強って、その分野の[標準的な説明方法を教える]→[説明させる(テスト)]ってやってるんだなあって考えると納得できた。
 「なんで勉強しなきゃなの?」って質問するには勉強しなきゃ質問できないし、答えも受け取れない。矛盾しちゃう。やっぱしループしちゃうか。