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目次を作ったところでほぼゴール

 体系的な知識・技術を身につけるための学習法について - Kentaro Kuribayashi's blog
 似たようなことを考えて本を書こうと考えたことがある。ここまで目的意識を持ってなかったし、アウトプットするのは根性が必要で僕には足りなかったしでやめちゃったけど。もう一個やめた理由があるんだけど、そのことについて。
 そのとき何書こうかは忘れちゃったんだけど、確かプログラミング関連のことだったと思う。
 とりあえず書くこと決めて、そのためにググって情報収集した。愕然とした。
 だってさ、僕より文章うまい人がそれなりの文量で、わかりやすい記事がネット上にはごろごろしてるんだよ?車輪の再発明もいいとこ、もう無駄に思えちゃってしょうがなかった。
 逆に無駄じゃないって思ったことは、良文なのに体系立ててない記事が結構多かったこと。体系立ててる解説サイトはあるんだけど、正直微妙率が高かったように思える。ていうのは少しはお金が絡んでる入門書とか技術書の方が良いものが多い。マンパワーもかけられるしかかってるし。でも、ブログのエントリとか解説サイトの中の1ページとか、市販本よりわかりやすい記事ごろごろしてる。体系立ててないのがもったいない。なんとかできるかなあと思って考えた、形としてはウェブディレクトリになるのかなあと思った、wiki作った。
http://tulin.sakura.ne.jp/
当然のように三日坊主、だめすぎる自分に惚れる。
 とだめな僕のことはおいといて、学習目的で本を書くつもりになるっていうのはすごく体系的に学習できると思う。
[目次:ある程度ざっくり調べて概要をつかむ] => [本文:詳細について理解しないと書けない。テスト的な意味もでる]
てな感じで。
 でも本を書くつもりで本文を書くことはおすすめできないと僕は思う。本を書くつもりでまとめるのと、自分用にまとめるのだと必要なパワーが違いすぎる。他人のためにまとめる時間があるなら、自分のために学習したほうがいい気がする。まとめはやっぱり自分のノート(とかのツール)で自分用にまとめる定番の方法が、実用的だから定番になってるんだなあと。
 言いたいことをまとめると、学習目的での「本を書くつもりで」は目次が完成した時点でほぼ役目を終えて、「本を書くつもりで」の本文はその項目について参考になった資料をメモする程度にとどめるのが効果的なのではないのかと。それはそのまま自分用のテキストになるし、おそらく他人から見ても有益な資料になるだろうし。
 そんなものを誰か作ってくれないかなあ、読んでみたいなあ。