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久しぶりにRagnarokOnlineをやりながら思った。

 久しぶりにROで遊んでた。といってもエミュレートサーバでだけど。昔ハマったゲームは勝手がわかってサクサク進んで楽しいな、ノスタルジックな気分にもなるし。
 ROはよくゲームというよりリッチなチャットソフトと言われる。確かに一人でROやってるより聖剣伝説2でもやってるほうがよっぽど面白い。
でもチャットソフトと言われる以上の褒め言葉はないと思う。
 FF11だろうがPSUだろうがゲームとしてみれば、あんなにレベルの上がりにくくて話が進まないテンポの悪い物はない。やることも延々と殴り続けるだけ。ゲームとして破綻してるように思う。ただ協力や対戦をしたいだけなら、一人でも十分面白いゲームとして成立しているネット対応ゲームはごろごろしてるし。
 MMORPGに慣れてくると、ゲームをしないでただチャットしてるだけの日もある。むしろコミュニケーションのためにゲームがあるんだと思う。何の共通点もない人とコミュニケーションをとれと言われても難しいんだけど、MMORPGだと同じ目標に向かっている人どうしだから話も弾む。共通点のない人と友達になれるのは楽しい。知り合いになるきっかけも多い。レベルを上げるにも、物を売るにも、そこら辺の人に話しかけないといけない。全体的にコミュニケーションをとれるように、知り合うところから仲良くなれるようにデザインされている。
 でも昔に比べて、そういったコミュニケーションツールとして遊ばなくなったような気がする。僕がROをやめたのはそれに気づいたとき。ROで言うと少なくともβ1テストのとき(5年ほど前)はみんなでゲームを使ってコミュニケーションをとっていたと思う。それがいつの間にか特別面白くもないレベル上げを重視する人が多くなった気がした。パーティを組んでも話す余裕がないほど頑張ったり、見知らぬ人に挨拶することがなくなったり。
 リッチなチャットソフトと揶揄しないで、リッチなチャットソフトかどうかを大事にして遊んでほしいと思う。MMORPGの本質はそこだと思うから。