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Google検索の基本

 を今さらながら読んでたら、複数の単語を検索するときのヘルプが和訳されてなかったからメモ。検索がメインのgoogleでヘルプが和訳されてないって実は日本でやる気ないんだろうか。

日本語版でも訳されているヘルプで、基本的な機能はカバーできます。しかし、場合によっては高度な検索を必要とする場合があります。Googleのメンバーのようなすげえやつは、これらを使って5%の時間を節約します。いつものように検索ワードを[]で囲って説明するよん。[ こう検索しろ ]とか。

  • フレーズ検索("")

 ダブルクォートで囲むと単語の順序を無視せずに検索する。順序を重視するが故に、googleが空気を読んだ結果を表示しないので、通常はつけるな。

  • ウェブサイト内検索(site:)

 特定のサイト内から検索する。[ イラク site:nytimes.com ]と検索すると、nytimes.com 内からイラクを検索する。[ イラク site:.go.jp ]と検索すると、政府の.go.jpドメイン内から検索することもできる。[ イラク ニューヨーク・タイムズ ]と検索してもそれなりの結果を表示するから、そうしろ。

  • 除外する(-)

 スペース、ハイフンの後に除外したい単語をつけると、除外した結果が帰ってくる。[ anti-virus software ]のvirusは除外対象にならないし、[ anti-virus -software ]のsoftwareは除外対象になる。除外対象ごとにハイフンをつけます。ハイフンで除外する対象は、単語以外にも使用できる。[ はてなブックマーク site: -hatena.ne.jp ]と検索すると、サイト:hatena.ne.jpを除外して検索する。site:の前にハイフンはつけないで、スペースはいるけど。

  • 文中を指定しないとき(*)

 アスタリスクをつけるとワイルドカードとして機能する。それはもう強力に。文中に*を入れて検索すると、*の代わりにばっちりな言葉をgoogleが選んで検索する。[ そいつ*ない ]と検索すると、あなたが意図した文で検索するし、[ Google * ]と検索すると次へ、次へと連打することになるだろう。メモ:*は単語としてだけ機能して、単語自体の補完はしません。

  • 正確に(+)

 Googleは勝手に類義語で検索します。[ はてブ ]で検索すると、はてなブックマークで検索する。だけどそれがおせっかいになっちゃったときに、プラスをつけると希望通りの結果を返す。一個プラスをつけることで、以後の単語全てを正確に一致するものを返すから、プラスは一個だけでいい。正確に検索したいのが単語じゃなくて、ひとつの文として検索したいなら、ダブルクォートをつけてね。

  • または(OR)

 Googleはデフォルトで、すべてに一致する結果を返します。全部大文字でORとつけることで、直前の単語または直後の単語と一致する結果を返します。[ 東京ヤクルトスワローズ 2004 OR 2005 ] と検索すると、ヤクルトの2004年と2005年の結果を返すし、ORをつけずに[ 東京ヤクルトスワローズ 2004 2005 ]とするとヤクルトの2004年と2005年の両方を含んだページを返す。ORの代わりに|を使用することもできる。(ANDもあるけど、何もつけないときと同じ結果が返る)





例外

  • 検索はほぼ定義通りに動きますが、例外もあります。[ 84 * 35 ]で検索すると*はワイルドカードではなく掛けるとして機能するとか。詳しいことは普通のヘルプみてね。
  • 「for」、「a」、「the」とか一般的すぎる単語(top wordsという)は、普通は無視する。それにも例外があって、[ the who ]で検索すると、「誰」ではなく「the」を無視せずに「世界保健機構」から検索します。
  • 類義語で置き換えて検索する。(+をつければ置き換えない)
  • 他の単語から確実と思えるときは、一部の単語が含まれていないページを表示することがある。

無視しない記号

  • [ C++ ]とか[ C# ]とか(どちらもプログラミング言語の名前)、人気の単語の記号は無視しない。
  • ドル記号「$」は無視せずに金額として扱う。[ ニコン 400 ]と[ ニコン $400 ]は違う結果を返す。[ ニコン 400 ]と[ ニコン \400 ]は残念ながら一緒。
  • ハイフン「-」で単語を接続すると、接続した単語同士は強く関連があるとする。(ハイフンの前にスペースが有ると除外になる)
  • アンダーバー「_」で接続すると、アンダーバーは無視せずに、接続した2つの単語をひとつの物として検索する。