移転しました。新しいエントリはこちらの「今日勉強したことをつらつらと」へ

独学で基本情報技術者を取るために 勉強法

 先週合格発表があったみたいですね。落ちた人こんにちは。
 落ちた人も、これから初受験しようとする人も、これから勉強すれば受かります。合格率が10%台だろうと、今からやればきっと。結構大事なことです、この資格は直前に勉強始めたって受かりません。理解に時間がかかるポイントが多いんです。長時間やれっていうわけじゃないけど、始めるのは早いほうがいいです。

テキストの選び方

 テキストは重要です。持ってないなら今すぐ買ってください。選ぶポイントは、無いです。ぶっちゃけどの本も使えません。
 なぜかっていうと、基本情報は範囲が広すぎるんです。著者によって説明が得意なポイント、不得意なポイントがあります。わかりやすい項目が多いに越したことはありませんが、全てを求めるのは無理です。ついでに言うと人によってつまるポイントも違います。テキストの著者が一回つまったであろうところなら、懇切丁寧に教えてもらえますが、さらっと理解したであろうところはさらっと流されます。合う合わないがあるんです。しかもポイントごとに。だから全ての面で良いテキストを探すのは無理、テキストに全てを求めちゃだめです。
 あと通信教育も回避してください。教えてくれるソースがテキストのみなので、同じ理由でつまります。
 でもテキストが無いと始まりません。どれでも良いから買っちゃってください。選び方はブックオフの100円コーナーとかマーケットプレースで1番安いの探すとか、そんなんで良いです。新しさも第二種とか付くほど古くなければどれでもいいです。変更点は多分対策しなくても知ってる項目です。

午前向け勉強法

 知ってるとは思うけど、情報処理技術者試験は午前問題、午後問題に分けられています。午前が知識を問う4択で、午後が実際にその知識を使えるか試すような問題が多いです。
 で、午前はひたすらテキストを理解していくしか無いんだけど。テキストを一発で理解するのは無理です。出来て3割くらいです。一発で理解できなくても時間をかければテキストだけでも合格を目指せるけど、無駄です。
 なんだこれわかんねーってなったら素直にググります。そのポイントについてgoogle先生が説明してくれます。わかりやすいページを探して、納得するまで調べましょう。
 勉強のフローは

テキストでキーワードを拾う

ググる

わかる

最初に戻る

の繰り返し。単純だけどすんなり覚えられます。

午後向け

 こっちは頑張るしか。
 やらなきゃいけないことはアルゴリズムを考える力を付ける事と、データベースの基本の基本を覚えること。データベースは午前と同じ勉強法でたぶんいける。
 アルゴリズムはひたすら頑張るしかないかなあ。
 キーワード拾う→ググる→わかる→作ってみる のループ。アルゴリズム勉強するときはC言語がおすすめ。特に面倒くさいとこもないし、説明してるサイトもたくさんあるし。
 目標のレベルは、バブルソート、選択ソート、挿入ソート、二分探索を何もテキストとか使わずに組めて、正答をチラ見しながらクイックソートシェルソート、リスト構造、ツリー構造を組めるくらい。損くらいになれば午後は余裕になってると思う、時間さえ足りれば。
 あと実際に受験するときは、C言語よりアセンブラのほうが簡単だから、チラッとCASL2の解説読んでおくと良いかも。CASL2は他の言語なら1行で済むことを4行くらいかけて書くから、同じ行数ならやってることが少なくて単純。

さいごに

 やっぱり定番だけど、過去問はやったほうがいいよ。問題の範囲は広いけど、バリエーションはそんなに多くないから。テキストやる暇が無いなら過去問だけやっても受かるんじゃないかってぐらい大事。